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お知らせ

アミメキリン「キーボー」の死亡について

2016年2月10日

アミメキリンの「キーボー」(オス13歳)が、2月9日(火)に死亡しました。死因は今後、解剖などにより調査します。
【2月12日:死因について、文末に追記しました】

「キーボー」はとても人懐こい性格で、皆さんに親しんでいただきました。
2014年6月に待望のメス「リンダ」が来園し、これからの繁殖を楽しみにしていたところでした。

2月11日(木)から2月21日(日)まで、キリン舎前に献花台を設置します。「キーボー」とのお別れにお越しいただくことを、お待ちしております。

これで、福岡市動物園で飼育しているキリンは、「リンダ」(メス3歳)の1頭となりました。
<キーボーについて>
2002年9月28日:豊橋総合動植物公園生まれ
2003年10月7日:福岡市動物園に来園

<本日までの経緯>
2月7日に左足を少しかばっているように見えましたが、翌日2月8日には改善していました。
2月9日の朝、座り込んだままでいるのを飼育員が発見し、吊り上げたりして起立を促しましたが、起立できない状態でした。同日15時過ぎに状態が悪化し、15時10分に死亡しました。

<参考:アミメキリンについて>
・体高:オス5.5m、メス4.5m
・体重:オス800~1,900kg、メス500~1,200kg
・寿命:飼育下で20~27年
・生息地:ケニア、タンザニア、エチオピアなど
・性成熟:オス4~5歳、メス3~4歳
・IUCNレッドリスト(2014):LC(軽度懸念)
【2月12日追記】
2月9日に亡くなった「キーボー」は病理解剖検査より、心内膜炎による急性心不全によって亡くなったと考えられます。

死亡前日まで採食も行動も普段どおりでしたが、数日前より後ろ足で休めの姿勢をとる様子が観察されていました。
足の関節炎やケガがないか検査しましたが見られませんでした。
キリンは寝るときも立ったままですので、1本の足にかかる体重を軽くし休めの姿勢をとることはよく見られます。
少しお休みをとっていたのかもしれません。

皆さま本当にありがとうございました。
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