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お知らせ

ゴリラ「ヤマト」の死亡について

2015年8月07日

平成27年8月6日夕方、福岡市動物園で飼育しているゴリラ『ヤマト』(オス、推定38歳)が死亡しました。死因は現在調査中です。
(9月7日追記:病理解剖の結果、死因は急性肺水腫です)

今年6月に神戸からやってきた『ヤマト』のお披露目を目指して動物園スタッフ一同尽力してきましたが、その日を迎えることができず、本当に無念です。


8月8日(土)から15日(土)まで、ゴリラ舎にヤマトへの献花台を設置します。
ヤマトとのお別れにお越しいただきますことをお待ちしております。


【死亡したゴリラ『ヤマト』について】
・野生(西アフリカ)個体(生年月日不明:推定38歳)
・1978年8月:栗林公園動物園(高松市:閉園)へ移動 
・2004年1月:神戸市立王子動物園へ移動
・2015年6月18日:福岡市動物園へ移動


【福岡市動物園での様子】
福岡市動物園に来て数日経った頃から食欲がなくなり、じっとしていることが多くなりました。いろいろな食べ物を与えたり、食欲増進のための治療を行ったりしましたが、食欲はあまり改善しませんでした。


【福岡市動物園に来園した経緯】
神戸市立王子動物園で飼育しているオス『ヤマト』とメス『サクラ』について、メス『サクラ』を繁殖のため京都市動物園に貸し出すことになりました。
一方『ヤマト』については、単独生活の経験がなく、1頭のみで飼育することが好ましくないと考え、複数オスの飼育経験と受入スペースのある福岡市動物園が受け入れることになりました。


<参考:ニシローランドゴリラについて>
・野生分布:西アフリカ
・寿命:飼育下で約40年
・性成熟(繁殖可能年齢):オス約8歳、メス約7歳
・ワシントン条約:附属書Ⅰ IUCNレッドリスト(2013):CR(絶滅寸前)
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福岡市動物園公式ブログ

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