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ゴリラ「ビンドン」の死亡について

2016年5月10日

ニシローランドゴリラの「ビンドン」(オス34歳)が、5月10日(火)に死亡しました。死因は今後、解剖などにより調査します。【5月11日:死因について、文末に追記しました】


「ビンドン」は平成13年の来園以来、動物園の人気者として、皆さんに親しんでいただきました。

5月11日(水)から5月22日(日)まで、ゴリラ舎前に献花台を設置します。「ビンドン」とのお別れにお越しいただくことを、お待ちしております。

これで、福岡市動物園で飼育しているゴリラはいなくなりました。
<ビンドンについて>
1981年7月19日  スペイン バルセロナ動物園で生まれる
1995年10月24日  上野動物園に移動
2001年7月30日  福岡市動物園に来園

<本日までの経緯>
5月8日(日)は普段通りに屋外の展示場にいて,元気であった。夕方の食事も普段の量を食べていて異常は見られなかった。
5月9日(月)の朝、飼育員が来た時に,立ち上がらず横になったままであった。食欲も落ちていた。
5月10日(火)の朝に飼育員が来たときにはすでに死亡していた。

<参考:ニシローランドゴリラについて>
・体長:オス170~180cm 、メス150~160cm
・体重:オス150~180kg、メス 80~100kg
・野生分布:西アフリカ
・寿命:飼育下で約40年
・性成熟(繁殖可能年齢):オス約8歳、メス約7歳
・ワシントン条約:附属書Ⅰ
・IUCNレッドリスト(2013):CR(絶滅寸前)
 
【5月11日追記】
5月10日に亡くなった「ビンドン」は病理解剖検査より、消化管穿孔による急性腹膜炎によって亡くなったと考えられます。
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