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動物園再整備工事のお知らせその3「ゾウの通路」

2009年1月15日

まず,ゾウを放飼場に出す前に,飼育員がH鋼にゾウのフンでにおいをつけました。
次にえさを新通路との境目に並べ,フンを新通路全体にまき,大好きなリンゴも新通路の真ん中ぐらいに準備して,さあいよいよゾウの登場です。
動物園では,平成18年度から20年計画で再生事業をすすめております。現在,写真左側に新ゾウ舎を建築中で,写真右の現ゾウ舎から,新ゾウ舎へのゾウの移動をスムーズにするために,まず半分,頑丈なH鋼で囲んだゾウの通路を建設しました。写真で確認しにくいですが,黒いH鋼の通路が現ソウ舎から園路近くまでのびております。そして今日15日,初めてゾウに新通路へと踏み出してもらう運びとなりました。ゾウは頭も良く,慎重なため,通路まで進んでくれるか,担当飼育員もとても心配しておりました。
おそるおそるえさをさぐっていたおふくとはな子ですが,今日は1時間半ほどで,新通路の端まで出てきてくれて,とりあえず,みんな胸をなでおろしました。まだまだ予断は許されず,担当飼育員の緊張と心配はつづきます。ゾウの移動について,詳しくは,ホームページ飼育員による雑誌等への寄稿文「ゾウの引越し」をご参照ください。
なお,ゾウは3時ごろ獣舎(寝室)にもどります。寝室に入るとゾウが見れないので,午後から動植物園に来られた方は,それまでにゾウを見にいらしてください。ご不自由をおかけして大変申し訳ありませんが,ご理解とご協力をお願いいたします。
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