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二ホンツキノワグマ「ハナコ」の死亡について

2024年10月24日

令和6年10月22日に
福岡市動物園で飼育している二ホンツキノワグマ「ハナコ」が死亡しました。
多くの皆さまに、可愛がっていただき、ありがとうございました。
これにより、福岡市動物園で飼育する二ホンツキノワグマは
「ゲンキ」(オス)1頭となりました。
【死亡した二ホンツキノワグマについて】
●愛称:ハナコ
●性別:メス
●1996年11月28日来園

 
【状況】
7月中旬頃から動きが悪くなり、採食が落ちてきました。
8月19日から通常の展示を中止して、バックヤード(寝室)で過ごしていました。
エサは少量を採食する日が続き、9月上旬から起立困難となりました。
9月25日には、呼吸や口腔粘膜などの一般状態が悪くなったものの、
点滴、投薬などの治療を継続的に行い、持ち直しました。
10月になり、採食量が少し増えて起立困難ながら
姿勢を変える、前肢を使って移動するなどの動きに変化が見られ、
やや回復傾向にありました。
採食にはむらがあったものの、穏やかに過ごしており
死亡の前日は外観から分かる一般状態の変化は見られませんでしたが、
22日の朝、寝室内で息を引き取っているのを職員が発見しました。



<参考:二ホンツキノワグマについて>
・体長:1.2~1.7m
・体重:40kg~120kg
・寿命:20年程度
・野生分布:本州、四国
 
 ワシントン条約 付属書Ⅰ
 IUCN レッドリスト  危急(VU)
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