ツシマヤマネコは,長崎県対馬に生息し,1971年に国の天然記念物に指定された,絶滅が心配されている小型のヤマネコです。福岡市動物園ではツシマヤマネコの保護繁殖に取り組むとともに,皆さんにツシマヤマネコのことを知っていただくため,北園のツシマヤマネコ舎で公開しています。
5月に,これまでツシマヤマネコ舎の左の部屋で公開していた№3が,高齢のため引退し,息子の№20に代替わりしました。これを記念して,動物科学館でツシマヤマネコ展を6月5日(土)から6月27日(日)まで開催します。
この展示を見れば,ツシマヤマネコの特徴や現状,赤ちゃんや獣舎の様子などの基礎知識が身に付きます。ぜひ動物園にお越しの際はお立ち寄りください。ご来場記念として,オリジナルのツシマヤマネコの絵はがきもお配りしています。(一人一枚)。
なお,南園の動物科学館から北園のツシマヤマネコ舎には,谷を下り,丘を登って行かないといけませんが,ぜひ本物にも会いに来てください。皆様のお越しをお待ちしています。