当園のカバ、愛称「カンナ」、メス、45歳が12月18日、永眠しましたのでお知らせいたします。
「カンナ」は、国内で飼育されているカバとしては2番目の高齢で、数日前から食欲がなくなったため、寝室で安静にしていましたが、12月18日午前9時死亡を確認しました。
「カンナ」は、1962年8月2日に福岡市動物園で生まれ、その優しい性格で来園者や職員に愛され、「カバの歯磨き」や「バックヤードツアー」などのイベントで活躍してきました。
また、2000年には、オス「タロー」との間に、「カンタ」を出産しました。「カンタ」は現在広州市の動物園で人気者として活躍しています。
永年にわたり福岡市動物園の人気者として来園者や職員に愛されてきた「カンナ」に対して、心から感謝するとともに、冥福を祈ります。
なお、12月22日(土)よりカバ舎にて献花台を設置いたします。
<写真 左:カンナ 右:こどものカンタ>