福岡市動物園では、絶滅のおそれのあるツシマヤマネコの保護増殖事業に取り組んでおりますが、今年も仔ネコが生まれました。
ツシマヤマネコのメスが5月9日(水)の11時30分頃に仔ネコを3頭出産しました。
このメスは、平成14年に福岡市動物園で生まれた個体で、平成 16年の春に初めて仔ネコを産み、平成17年度に次いで今回が3産目になります。
オスは長崎県対馬で保護された野生個体で、平成14年の5月に初めて保護、自然に帰された後も数回保護され、飼育下個体群の遺伝的多様性を高める目的で平成18年11月21日に対馬から入園した個体です。
残念ながら、将来野生に帰すことを目的しておりますので、親子とも非公開とさせていただいております。赤ちゃんが成長し、野生へ帰れることを職員一同願っております。
(写真はお父さんです)