アラビアオリックス「ジョリー」の死亡について
2019年10月15日
2019(令和元)年10月15日(火曜日)、福岡市動物園で飼育しておりますアラビアオリックス「ジョリー」(16歳)が死亡しました。死因は現在調査中です。10月14日時点で「ジョリー」は、国内最高齢でした。
福岡市動物園で飼育しているアラビアオリックスは3頭(オス「アシール」9歳/オス「サリーム」4歳
/メス「ミナ」1歳)になりました。
なお、アラビアオリックスの国内での飼育は、福岡市動物園と金沢動物園(横浜市)の2園のみです。
【死亡したアラビアオリックスについて】
愛称:ジョリー
性別:オス
2003(平成15)年9月21日 横浜市金沢動物園生まれ
2005(平成17)年6月6日 福岡市動物園来園
【経緯】
今年5月ごろから起立不能な状態が続き、治療を続けていました。10月ごろより食欲が低下し、衰弱した状態になっておりました。そして、本日(10月15日)朝に死亡していることを確認しました。
<参考:アラビアオリックスについて>
・体長:1.6~1.8m
・体重:75kg
・寿命:20年
・野生分布:アラビア半島
・性成熟(繁殖可能年齢):2~2.5歳
・ワシントン条約:附属書Ⅰ
・IUCNレッドリスト VU(絶滅危惧Ⅱ類)