職員による雑誌等への寄稿文
西日本新聞「いきいきいきもの」6月21日 イクメンパパの愛ですくすく
投稿日 : 2014年6月21日
動物園でヤマアラシを見た子どもたちがよく「あ、ハリネズミがいるよ」と言います。たしかにどちらも背中に針はありますが、まったくちがう種類の動物です。ヤマアラシはネズミの仲間、ハリネズミはモグラの仲間です。
特に大人になれば、ヤマアラシはハリネズミより何倍も大きくなるため、そのちがいがよく分かります。
さて今年5月、福岡市動物園にヤマアラシの赤ちゃんが誕生しました。
お母さんはもともといたうめちゃんで、お父さんは昨年7月、鹿児島市の平川動物公園からやってきたまさきくん。
10歳のうめちゃんは高齢で、これまで出産も経験したことがなかったので心配しましたが、意外にあっさり夫婦になって赤ちゃんを産んだのでほっとしています。
このヤマアラシ一家の様子で一番おどろいたのが、まさきくんの「イクメン」ぶりです。
いつも赤ちゃんを気づかい、世話もします。えさをもらっても、まさきくんは赤ちゃんの安全をたしかめてから、自分も食べ始めています。そのかいあって、赤ちゃんはすくすく育っています。
「タワシくん」と名付けられたミニチュアヤマアラシをぜひ見に来てください。
―飼育第1係、江崎幸子(えざき さちこ)―
特に大人になれば、ヤマアラシはハリネズミより何倍も大きくなるため、そのちがいがよく分かります。
さて今年5月、福岡市動物園にヤマアラシの赤ちゃんが誕生しました。
お母さんはもともといたうめちゃんで、お父さんは昨年7月、鹿児島市の平川動物公園からやってきたまさきくん。
10歳のうめちゃんは高齢で、これまで出産も経験したことがなかったので心配しましたが、意外にあっさり夫婦になって赤ちゃんを産んだのでほっとしています。
このヤマアラシ一家の様子で一番おどろいたのが、まさきくんの「イクメン」ぶりです。
いつも赤ちゃんを気づかい、世話もします。えさをもらっても、まさきくんは赤ちゃんの安全をたしかめてから、自分も食べ始めています。そのかいあって、赤ちゃんはすくすく育っています。
「タワシくん」と名付けられたミニチュアヤマアラシをぜひ見に来てください。
―飼育第1係、江崎幸子(えざき さちこ)―