職員による雑誌等への寄稿文
市政だより5月1日号中央区版 「イモリ」
投稿日 : 2011年8月13日
当園の科学館ではイモリを飼育しています。イモリは本州・四国・九州と周辺の島(対馬を除く)に生息する日本固有種です。
イモリ(井守)の由来は井戸ではなく、生息場所の田んぼの用水を守ることを意味しています。別名アカハラとも呼ばれ、お腹の赤地に黒の斑点は一匹一匹異なる模様をしています。雄は雌に比べて尾が幅広く体つきも大きいため、すぐに区別がつきます。
トカゲは敵から逃れるとき尾を自切した後再生しますが、骨までは再生しません。しかし、イモリは四肢や尾を切断しても、骨まで再生する上、目のレンズさえも再生する特徴を持っています。また、皮膚にはフグと同じ「テトロドトキシン」と言う毒を持っているので捕食されることも少なく、あの一見おどろおどろしい模様も、「危険だよ」との警戒色の一種でしょう。イモリは県の準絶滅危惧種となり、平地で見かけることが少なくなりました。
科学館では、両種とも昨年は繁殖したので今年も期待しています。
動物相談員 鶴原 建
イモリ(井守)の由来は井戸ではなく、生息場所の田んぼの用水を守ることを意味しています。別名アカハラとも呼ばれ、お腹の赤地に黒の斑点は一匹一匹異なる模様をしています。雄は雌に比べて尾が幅広く体つきも大きいため、すぐに区別がつきます。
トカゲは敵から逃れるとき尾を自切した後再生しますが、骨までは再生しません。しかし、イモリは四肢や尾を切断しても、骨まで再生する上、目のレンズさえも再生する特徴を持っています。また、皮膚にはフグと同じ「テトロドトキシン」と言う毒を持っているので捕食されることも少なく、あの一見おどろおどろしい模様も、「危険だよ」との警戒色の一種でしょう。イモリは県の準絶滅危惧種となり、平地で見かけることが少なくなりました。
科学館では、両種とも昨年は繁殖したので今年も期待しています。
動物相談員 鶴原 建