動物園では，平成１８年から２０年計画で再整備工事を実施しています。これまで３回（最終２００９．１．１９），現在のゾウの寝室が右に，新たに建設中の新ゾウの寝室が左（１回目はさら地）に写っていた写真を掲載してきました。この写真は同じ場所で６月１４日に撮影した写真です。左側にとうとう新しいゾウの寝室の外観が見えてきました。いよいよ，園路を封鎖し，新旧のゾウの寝室をつなぐ，ゾウの通路の新寝室側の工事が始まります

　このため，右図の白い部分，ゾウ舎，モンキーアパート，は虫館，デマレルーセットオオコオモリ，シベリアオオヤマネコ，ベンガルヤマネコ，クロヒョウまでの園路が通行止めになり，それぞれの獣舎も取り壊されます。
　ゾウは，８月末ぐらいまでは，運動場にいる間（１０時頃から３時頃まで）は園路横の階段を登って観覧することができます。
　モンキーアパートにいたシロテテナガザル，ダイアナモンキー，ブラッザグエノンはサル山の手前のヒヒ舎に引っ越しました。
　は虫館の一部はツシマジカ横に新設したは虫類の仮獣舎に引っ越しました。シベリアオオヤマネコはカバ舎横の新獣舎へ，ベンガルヤマネコは現在キツネ，タヌキがいる獣舎に，キツネ，タヌキはサイ舎奥のイノシシの隣の獣舎へ引っ越します。（クロヒョウ夫婦は昨年と今年，あいついで亡くなっています。）
　また，クロクモザル，マントヒヒ，メガネカイマン（ワニ）は転園しました。デマレルーセットオオコオモリも大半が転園しました。残りも通常は展示していませんが，夜の動植物園などでお目見えするかもしれません。

　アジア熱帯の渓谷エリアの整備のため，この先何年か，動物園のメインストリートとも言えるこの園路が通行止めになります。ご来園の際，ご不自由をおかけして大変申し訳ありませんが，ゾウ舎，オランウータン舎など，次々にオープンしていく予定ですので，どうかご期待ください。