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お知らせ

隣は何をする人ぞ

2008年11月20日

よくお客様から,ライオンやトラが寝てばかりでつまらないというお声を聞きます。ライオンやトラは省エネ体質で,無駄なエネルギーを消費しないためにじっとしていることが多いのですが,やはり「する事がないからじっとしてるんじゃないの」というご意見にも一理あります。
 各動物園では,環境エンリッチメントと言って,その動物が本来生息していた環境に近い飼育環境を整えることに努力したり,動物のストレスを減らし,少しでも楽しく暮らしてもらおうと,おもちゃや見晴台を設置したりしています。
 当園でもあれこれ工夫をしておりますが,トラ舎にお立ち台(?)を設置したところ,オスのカイ君2歳がよくとなりのライオン舎を眺めるようになりました。心なしか,隣のライオン舎のメスライオンのネネも視線を感じてはじらっているようなそぶりで,お客様はトラ舎とライオン舎を行ったり来たりです。この様子は上からも見ることができます。
 トラ舎はオスのカイ君とメスのメイちゃんを交互に展示しており,またカイ君もいつも隣を気にしてばかりいるわけでもないので,必ず見ることができるわけではありませんが,もしこの光景に行きあたったら,とっても楽しいですよ。
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福岡市動物園公式ブログ

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