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ツシマヤマネコの出産について

2022年5月16日

令和4年5月15日(日)に、ツシマヤマネコの赤ちゃん1頭が生まれました。
母親は「結(ゆい)」、父親は「チョビ」で、性別は現時点では不明です。
赤ちゃんの誕生により、福岡市動物園で飼育しているツシマヤマネコは、7頭となりました。
ツシマヤマネコの飼育下繁殖については、環境省と(公社)日本動物園水族館協会が「生物多様性保全の推進に関する基本協定」に基づいて取り組んでいます。
なお、子ネコの公開については未定です。
<ツシマヤマネコの赤ちゃんの誕生の経緯>
令和4年5月15日(日)午前8時22分に、帝王切開にて出産しました。今回出産したメスは初めての出産です。
子ネコは午前8時30分に呼吸を始め、その後は母ネコの母乳を飲んだり、母ネコを探して鳴いたりするなどの行動が見られました。体重は83gです。母ネコも元気に過ごしています。
妊娠から出産にあたり、岐阜大学 応用生物科学部 動物繁殖学研究室 楠田 哲士 准教授の協力を得て、性ホルモン検査を実施しています。
●両親
母親)No.81 結 メス 5歳 令和3年2月22日来園 平成29年4月27日当園生まれ
父親)No.96 チョビ オス 年齢不明 令和4年1月29日来園 令和3年5月30日野生保護

なお、福岡市動物園は、ツシマヤマネコの難産時の体制を強化するため、一般社団法人福岡市獣医師会(東田 周三 会長)と協定を締結しています。
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